KASANESのルームシューズは全てのパーツを「本革」にこだわって製作しております。

最上級の履き心地を実現するために、様々な種類の革を使用して試作を繰り返し行いました。

上記写真はライニング(内革)に鹿革を使用した試作品です。柔らかい肌触りと伸縮性は非常に優れていたものの、足裏との摩擦が少なく滑りやすいという特徴があったため採用には至りませんでした。

革の性質だけでなく、シューズの配色も考慮しながら革選びを行いました。

その結果シューズの表革にはカーフ・キップ・ベロアの3種類の牛革を、内革には豚革(カーフのみオールカーフ)を使用することになりました。

試作を繰り返し行いシューズに適した革を部位ごとに吟味した上でKASANESはルームシューズの製作を行なっています。